秋の宿泊クラス会にはそれぞれの事情により参加できないが、昔を懐かしみたいとのご希望に沿うべく始めた春のクラス会、今年は大西先生の墓参会を兼ねて鎌倉の桜を見る会を4月5日に開催した。当日は天候にも恵まれ絶好の花見日和、遠方(大垣市)から馳せ参じてくれた小寺君を含め17名の参加者と令夫人にもご足労いただき、先ずは大西先生の眠る鎌倉の古寺名刹である浄光妙寺にお参りし、我々仲間が元気で過ごしている事をご報告した。
その後、令夫人とはお別れし懇親会場(小町どおり)までの道を満開の桜を愛でながら散策、小生の知人の紹介による店にて懇親会を催したが、会が始まればいつものとおり瞬く間に貸し切りの3時間が経過、名残惜しげに又の再会を誓って散会した。
第7回の宿泊クラス会は10月26日~27日に恒例となった湯河原温泉「ちとせ」にて16名の諸兄の参加を得て開催した。
今回は常連者が2~3名不参加となり盛り上がりに欠けるのではと危惧したが、他県に居を構えている者、病がどうやら癒えた者、足腰にかなり来ている者等々の諸兄だが、例年どおり集合時間の前に大半が到着、宿のご厚意で時間前にチェックインしていた。
例年どおり大西先生を含む7名の物故者のご冥福を祈り黙祷、今回は開催日を間違えず無事参加したK君の乾杯の挨拶で始まった一次会、毎年ほとんど変わらない顔触れだが、こうして又再会すれば「あれからもう60年」それぞれの志に燃えていた青年も今や孫の話やら、自身の病歴やら、それぞれ近況を交えての話に華が咲き乱れ、飲み放題の会とは言えよくのみ、談笑の絶え間のないうちに2時間経過、引続き恒例のカラオケ会、斉藤博君の曲紹介のナレーション、聞くところによるとそれなりのレッスン会で修行を積んだとか、水割りで喉を潤しながら歌う者、歌は苦手だと言いながら談笑を続ける者、相変わらずの盛上り瞬く間に予定の時間が経過、最後は幹事部屋に集合し打ち上げの三次会、悪であったS君も今や好好爺風、さすがにと思えるふしもあったが会は更に盛上るも日付の変わる直前にお開きとした。
翌日も朝から好天気恒例の見学会は近隣の二・二六事件に由緒ある施設等の見学を予定していたが、予約が必要であったとの事。残念ながら翌年にするとして、急遽地元の蜜柑狩りに変更、やや早めとはいえ黄色く色づいた蜜柑を食べ、お土産の蜜柑をいただき下山、例の蕎麦奉行が朝の散歩で目星を付けておいた茅葺き屋根の趣のある蕎麦店で締めの昼食を済ませフィナーレとした。
春と秋の両クラス会、縁有って共に過ごした高校時代を懐かしみ、大いに語り談笑し楽しむ事ができるのも大西先生のお導きの賜物と感謝します。
来年の春は地元横須賀に帰り記念艦「三笠」の見学と天候にもよるが「猿島」の見学を4月下旬辺りに考えております。また、秋の会は湯河原温泉「ちとせ」で10月25日(日)~26日(月)に開催いたします。
それぞれその時期になりましたら別途ご案内しますので、皆様のご参加をお待ちしております。
平成27年はほとんどの諸兄が数えを含め77歳喜寿を迎えますが、それを記念しての何か趣向を凝らせればと思っていますので、アイデアが有ったらお寄せ下さい。
寄る年波、皆様健康に留意し再会を楽しみに1年過ごしましょう。
(文責 栗田 浩吉)