爽やかに晴れ渡った平成22年11月6日、三浦市の「潮風スポーツ公園野球場」で、軟式野球部新生OB会第5回を記念して「親睦野球大会(紅白戦)」が開催された。下里会長、平井副会長、中村顧問はじめ、20名を越えるOBが集合。参加者は70~60代の大先輩組、40代等のメタボ組、30代以下の若手組など、最年長と最年少の差は何と45期という多彩な顔ぶれとなった。(以下、敬称略。氏名の前の数字は期)
井関幹事挨拶の後、下里会長監督の「紅組」、中村顧問監督の「白組」に分かれ、開幕。
先発投手は紅組が53池田、白組が15原田で、ベテランと若手の好対照対決。前半は、両投手の好投、また、予想に反する(失礼)堅い守備で、無得点が続いた。
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15原田の快投 |
均衡が破れたのは中盤。紅組が4回に52石井、6回に53板倉のタイムリーで2点を取ると、白組は5回に38吉田のヒットなどで1点を取り、互いに譲らず。皆親睦の野球という本来の趣旨を忘れ(?)、真剣そのもので試合に没頭していた。さすがである。
最大の山場は8回。白組は1アウト満塁から、15栗田の三塁線を破る2点タイムリーで大逆転! 後は37遠藤が投げきって白組の勝利に。
野球をやるのは、?十年ぶりという者も多く、乱打戦(否、乱エラー戦)が予想(懸念)されたが、とんでもない、随所に目を見張るプレーが多く(全てお伝えできないのが歯がゆいが)、かつて黄金時代を築いた大先輩方はさすがの動きを、また40代以下は現役時代にもなかった動きを披露(笑)。
今回の紅白戦は、例年の「飲み会」とは別に、往時自らが「汗を流したグランドの上で皆と再会したい」という声を受けて実現となった。軟野の同窓生として、世代を超え、まさに野球そのものを通じ青空の下で互いの健在さ(変化?)を確認し合えたことは喜ばしい限りである。
大先輩方の、また一緒に過ごした同世代の、そしてまた遥か下の後輩達のプレーを見ることは、本当に嬉しく、懐かしい。加えて、当時と変わらぬヤジまで聞け、贅沢の限りだ。
本職?の野球を通じ世代を超えて交流
今回の企画は、参加者全ての協力により大成功に終わったが、中でも、広報・連絡、グランドや用具の確保、そして審判までと、労を惜しまなかった42井関には心から感謝したい。
今後ともこういった企画の継続を願う所である。
〔文責 39山崎速人〕
[チーム分け等]
紅組(8下里監督): 14田中、35松本、37高城、39山崎、43小川、52石井、53佐野、53板倉、53池田
白組(中村監督): 15平井、15栗田、15原田、17平田、36竹原、37遠藤、37杉山、38吉田、46江頭、47毛木、38吉田ご子息
審判・・・42井関、記録・・・36加藤(宮坂、軟野OG会代表)、応援・・・37高城ご息女
[スコア等]
紅組(下里監督) 0 0 0 1 0 1 0 0 0 2
白組(中村監督) 0 0 0 0 1 0 0 2 X 3
勝:47毛木、 負:39山崎、 勝利打点:15栗田、 セーブ : 37遠藤