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【紹介】 校史資料室連載⑧ 『学び舎』


学校は教育目標や教育課程といったソフト面と、校舎や設備などのハード面を、生徒や職員がいかに活用するかによって発展、活性化するものだという。 開校式と2枚の航空写真から、校舎の変遷をご紹介しよう。1908(明治41)年の開校当初は、瀟洒な木造2階建ての校舎に、雨天体操場(講堂)や寄宿舎を併設するものであった。
1953(昭和28)年、独立図書館が竣工し、翌年にはプール、2年後には裏山にグラウンドが完成した。この頃を境に教育環境が大きく動き始める。 教室棟の鉄筋コンクリート化工事も1958年の創立50周年から順次進み、1976年に特別教室棟が落成となる。2年後には創立70周年式典が行われた。

◆県立第四中学校の開校式が挙行される
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1908(明治41)年6月20日、校庭において開校式典が盛大に挙行された。生徒数90名をはるかに超える来賓の数がこの学校への期待の大きさを物語る。特筆すべきは、寄宿舎を併設していたことであろう。生徒が俗塵に害されないよう吉田庫三校長の教育的配慮と思われる。

◆新校舎本館が竣工する
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1960年3月、正門から25m入った校庭(運動場)に、鉄筋コンクリート3階建て本館(A棟)が竣工する。旧校舎前の校庭にA棟を建て、完成後、生徒が移動するという「尺取虫方式」で授業への支障はなかったという。 新・旧本館の位置関係のわかる貴重な写真。

◆現在の横須賀高校の全容
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写真ほぼ中央、薄黄緑色の屋根の建物が、「セミナーハウス」である。1994年に落成し、「記恩館」と名づけられた。部活の合宿、宿泊研修をはじめとする宿泊施設が設けられている。 2013年、設備面で懸案だった全クラスへのエアコンが県により設置され、学習環境が整った。(2009年撮影)

★感想や追加情報等がありましたら、ホームページ内「お問い合わせ」またはメール(office@kenyoko-hyk.jp)にて朋友オフィスまでご連絡ください。

~校史資料室より~
先日のご案内では今回が最後の連載でしたが、連載は6月22日以降も続きます。
6月20日の横須賀高校創立112周年を記念し、「創立110周年記念 Music Festival 2018」でご紹介した校史資料室の写真を6月19日に掲載します。
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