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【紹介】18期 大橋 教良さん


名前 : 大橋 教良(おおはし のりよし)大同心2.jpg

卒業期: 18

職業 : 医師 日本登山医学会国際山岳医

 

1973年 千葉大学医学部卒

1977年 大阪大学医学部特殊救急部に入局

当時の日本の医学界には系統化された救急医学/医療という概念はなく、「救急は本来業務の片手間」という程度の認識で、救急医学の診療・研究を行っている大学は大阪大学と日本医科大学の2校しかなく、救命救急センターも存在しない時代でした。

私は緒方洪庵の「適塾」の流れをくむ大阪大学での研鑽を選びました。

1985年 筑波メディカルセンター病院救急部長

1997年 同副院長

2007年 帝京平成大学健康医療スポーツ学部救急救命士コース教授

救急救命士の養成に携わる。

2022年3月 退職

 

 

DiMM(Diploma in Mountain Medicine)とは直訳では「山岳医療学士」ですが、「学士」は勝手に使用できないため、日本登山医学会では「国際山岳医」の呼称を使用しています。

DiMMの称号が得られる各国共通の教育コースを日本登山医学会が運用していることを知り、201063歳で応募、2012年に修得しました。

このコースは岩稜・氷河を持つヨーロッパアルプスで「山岳救助隊に同行して遭難現場で初療を行う医師」というコンセプトが含まれるため高度上昇(酸素減少)による病態(高所医学)、低温環境、気象学等の座学に加えてロッククライミング、冬山登攀など登攀技術の検定も含まれる全120時間の課程です。

現在DiMM修得の仲間と長野県の八ヶ岳中腹に赤岳鉱泉山岳診療所を開設し、救急医療の経験も生かして、安全登山のために年間を通しての週末のボランティア医療活動に参加しています。

 

赤岳鉱泉山岳診療所

http://akadake.main.jp/koyadoctor/


(紹介者) 10期 片山瑞穂 (横高科学部OB会「好科会」前代表)



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