【紹介】 23期 近藤康洋さん
●略歴1952年横須賀生まれ、1978年東京大学農学部卒。⾷糧化学研究室にて"⾁の分解酵素"研究。研究室のテーマは"食品の味、香り、機能性"。縁があって香料会社である⻑⾕川香料㈱⼊社。技術研究所、品質保証部、資材部、知的財産部⻑等を経て退職。食品には３つの機能、栄養機能、感覚・嗜好機能、生体調節機能があります。そのうち、感覚・嗜好機能は美味しさに関するもので、味、におい、色、触感、形、大きさなどの因子があります。香料会社は、食品を美味しくする食品香料、快適に過ごすための香粧品香料などを開発し、得意先に納入しています。その会社で研究、原料購買、法規安全性、知的財産権などの業務に従事。コロナ禍で味覚、嗅覚の重要性が改めて再認識されました。嗅覚受容体の発見と嗅覚の仕組みについてノーベル医学生理学賞は2004年。香り、嗅覚の不思議な特性は科学的解明よりももっと魅力的でヒトの生活そのものに強い影響を与えます。また、香料の様々な仕事を通じて香りにまつわるさらに魅力的な側面に触れ、いつか皆さんにもご紹介したいと思います！趣味//自称ギタリスト、映画鑑賞、 美術館巡り、読書、海外旅行、料理など。写真は、2019年フランスボルドーにて
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