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【紹介】 24期 上野和典さん


●元バンダイ社長 現在は画家

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●プロフィール

1977年  武蔵工業大学(現東京都市大学)卒業

同年   バンダイグループ入社、子会社(株)ポピー(超合金シリーズなどキャラクター玩具専門会社)配属

1983 グループ8社合併により(株)バンダイへキャラクター事業担当

1995 中長期的な開発を行う開発本部に異動

1996 初代「たまごっち」発売

2003 常務取締役就任、同時に初代チーフガンダムオフィサーとしてグループ会社のガンダム事業を統括、ガンダムシリーズの長期戦略を策定

2004 たまごっち復活「かえってきた!たまごっちプラス」発売担当責任者

2005 (株)ナムコとの経営統合によりバンダイ代表取締役就任、 共同持株会社バンダイナムコホールディングス取締役兼任

2009 TVアニメ「機動戦士ガンダム」30周年を記念し東京お台場に18m実物大ガンダム立像設置

2010年  ガンプラ生誕30周年プロジェクト「模型の世界首都静岡ホビーフェアー」に11ガンダム立像「ガンプラREAL GRADE RX-78-2ガンダム」設置

2015 (株)バンダイ代表取締役退任 代表権の無い取締役会長へ

2017 (株)バンダイ取締役退任 相談役へ

2018 バンダイナムコグループ卒業

著書『給料を上げたければ、部下を偉くしろ』(2009年ポプラ社)

●メッセージ

就職したおもちゃのバンダイは創業者山科家の同族会社でしたが時代の流れや周辺環境の変化により、バンダイ初のサラリーマン社長になりました。

仮面ライダー、戦隊シリーズ、ウルトラマンシリーズ、プリキュアシリーズや妖怪ウオッチ、ドラゴンボールなどのキャラクターに多数関わってきましたが、ネット情報によると、チーフガンダムオフィサーとして有名なようです。当時500億円規模になっていたガンダムのバーチャルカンパニーですが、グループのガンダム主力商品をベストのタイミングで最も効果的に投入し規模の拡大維持を計ると言う仕事でした。ガンダム作品の製作には関わっていませんが、新作の投入時期の調整やグループ規模でのイベント等をプロデュースし、プレッシャーはありましたが、とても楽しかったです。

また、グループ持株会社の経営陣として人事報酬委員会を立ち上げ、社長や役員の定年制を導入しました。社長定年65歳というのは一般の会社よりかなり早いと思いますが、エンタメの会社は若い感性とスピード感が重要と考えました。昨今は定年延長も推奨される時代で経験の長い方の能力を活かすという考え方もありますが、何も新しいことを打ち出さない老害と呼ばれる役員の弊害の方が大きいと考え、会社の若返りを優先しました。

バンダイの社長業を10年勤め私の定年が3年後にせまり次のリーダーを養成中だった2015年に妻が脳梗塞を発症しました。身体的な後遺症は無かったのですが、記憶障害が残り、会話は出来るものの、文字を書いたり家事などがほとんど出来ず、再発の確率もかなり高く介護が必要になりました。医師に「おそらく2年ほど今の様な状態が続き、またストレスが最も良くない」と言われ、私が介護することを決めました。長期休職もできたかもしれませんが、社長不在はまずいと考え、代表権やその他の主な役職を退任しました。

この決断は妻が集中治療室に入っている間に行い、妻に報告したところ、最初はかなり驚いていたものの、すぐに、とても安心した様子になりました。その後、私の決断の効果かどうかは分かりませんが、妻は急速に快方に向かい、今日現在再発はしていません。

自分で提案した定年より少し早い引退でしたが後悔はしていません。後輩に前例を示せたことは、最後の仕事として良いものだったと自負しています。

●作品

 横須賀市から葉山町に移住し、一色海岸の近くにアトリエをつくり、夢だった画家になりました。1月7日から始まった「葉山一色海岸アート展」(葉山しおさい公園の博物館ロビー)に参加し、水彩画を出していますが、残念ながら、現在は緊急事態宣言のため、いったん、展示は終了し、宣言解除後に10日間ほどの日程で再開する予定です。個展も準備していましたが、こちらも無期延期中です。

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一色海岸夕景

春の終わり頃の夕陽です。このアングルで見る一色海岸がとても好きで、いろいろな季節や時間を変えて何度も描いています。2019年製作水彩画

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雪のトレド(スペイン)

友人でもあるトレド出身の欧州責任者が退職する記念に贈った作品です。その友人と一緒に見たトレドの有名な風景ですが、雪のトレドは珍しいそうです。2018年製作水彩画

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一色の庭に来る野鳥と花

鎌倉彫の漆乾燥用に使われていた板材が手に入ったので、額に仕立ててみました。額の迫力に負けない絵を頑張って描きました。2019年製作水彩画



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