神奈川県立横須賀高等学校同窓会 朋友会
【紹介】 地球惑星科学者(マントル岩石学)
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氏名: 阿部なつ江(あべ なつえ)messageImage_1780089519293.jpg
卒業: 高38期
職業: 国立研究開発法人 海洋研究開発機構(JAMSTEC)・主任研究員 / 金沢大学客員准教授

略歴:
1990年3月 金沢大学理学部地学科卒業
1997年3月 金沢大学大学院自然科学研究科地球環境科学専攻修了、博士(理学)取得
同 年4月 東京工業大学理学部地球惑星科学科/文部技官(教育職)
2000年3月 Macquarie University (Australia) Research Fellow
2001年2月 JSPS海外特別研究員(Macquarie University)
2003年3月  海洋研究開発機構(JAMSTEC)にて地球の内部を探求する研究に従事

現在、SIP海洋統括プロジェクトチーム海洋玄武岩CCS基礎調査研究プロジェクトチーム・主任研究員
金沢大学大学院客員准教授、上智大学大学院非常勤講師
日本地球惑星科学連合副会長、日本地質学会代議員、日本鉱物科学会幹事、日本火山学会、米国地球物理学連合会員など


子どもの頃から星が好きで、高校時代は天文学者を目指したものの、当時はどうすれば学者になれるのかさえわかりませんでした。また数学への苦手意識もあり、天文学よりも地質や鉱物学の方が向いていると考え、惑星の一つである「地球」を学ぶために金沢大学地学科へと進学しました。そこで出会ったのが岩石学であり、同時にマントルの上部を構成する「かんらん岩」という美しい緑色の石に魅了されたのです。それ以来、地球や太陽系の46億年という壮大な歴史を紐解きたいという想いで、今日まで研究を続けています。

現職に就いてから、地球深部探査船「ちきゅう」とJOIDES Resolution号という日米の科学掘削船や、海洋調査船に合計約800日以上乗船し、世界中の海で調査を重ねてきました。有人潜水調査船「しんかい6500」では日本海溝の水深6500メートルの深海底に潜航し、国際科学掘削プロジェクトでは、海底下1500メートルに達する掘削調査なども経験しました。海洋地殻を貫くマントル掘削の実現を目指しています。

横高で培った「自主自律」の精神は今も大きな支えであり、高校時代の経験が、前進する原動力になっています。自分の目で見て、自分の頭で考え、未踏の領域に挑み続ける。これからも海洋国家である日本から世界へ、地球の謎を解き明かす挑戦を発信し続けていきたいと思っています。

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