●書名
空とラッパと小倉トースト
●出版社
Gakken
●著者
オザワ部長(40期 小沢康弘)
●紹介
福岡県南部の森の中で育った天真爛漫な少女・天川美森(てんかわみもり)。育ての親である祖母・丸代の死後、親戚を頼って名古屋にやってきた美森は、偶然天才トランペット少年・安曇響(あずみきょう)と出会う。響の奏でる音に心を揺さぶられ、美森は決意する。
「うち、吹奏楽部に入るったい!」
音楽の経験はまったくなかった美森だが、トランペットの音色に導かれるように、全国に名だたる名門・愛知名晋高校吹奏楽部に飛び込む。
個性的な部活の仲間たちに囲まれ、名古屋名物「小倉トースト」の味に夢中になりながら青春を過ごす美森は、自身も想像もしていなかった才能に目覚め、やがて響のライバルへと成長していく。
両親を知らない自分自身の生い立ち、博多弁を話す夫婦との出会い、響の父であるプロトランペット奏者・安曇壮司による指導、響との共鳴と対決......。
そして、最後の全国大会。運命のうねりの中、自由曲《森の贈り物》を奏でる美森が見た「光景」は......?
孤独な少女の奏でるトランペットの音色が、人々の心を結ぶ奇跡の「贈り物」となる。
感動の青春小説の誕生!
オザワ部長の紹介はこちら
https://kenyoko-hyk.jp/tanoshimu/tanoshimuevent/2023/04/40-1.html