43期 高野利実(たかの としみ)さん
腫瘍内科医
1998年 東京大学医学部卒業
2002年 国立がんセンター中央病院レジデント
2005年 東京共済病院腫瘍内科
2008年 帝京大学病院腫瘍内科講師
2010年 虎の門病院臨床腫瘍科部長
2020年 がん研有明病院乳腺内科部長
2021年 がん研有明病院 院長補佐
現在、読売新聞医療サイト「ヨミドクター」でコラム連載中
Dr.高野の「腫瘍内科医になんでも聞いてみよう」
https://yomidr.yomiuri.co.jp/column/takano-toshimi/
多感な高校時代、医師を志す中で、「死を内在する人間に対して医療にできることは何か」を考え始め、大学時代には、横須賀高校の大先輩である当時国立がんセンター総長の阿部薫先生(高校4期)から、「腫瘍内科」の道を示され、以来、腫瘍内科医として、道なき道を歩んできました。単に死を避けるだけではない、人間の幸せを目指す真の医療を模索しています。
これまで、3つの病院で腫瘍内科を立ち上げ、虎の門病院では、多くの仲間に恵まれて、「日本一の腫瘍内科」を創ることができました。2020年4月からは、がん専門病院であるがん研有明病院の乳腺内科に赴任し、「世界一の乳腺腫瘍内科」を目指して、臨床、研究、教育、情報発信等において、様々な新しい取り組みをしています。
私のモットーは、「人間の人間による人間のための医療(Human-Based Medicine; HBM)」で、一人ひとりが、自分らしく生きることができて、日々、しみじみと幸せを感じられるような、そんな医療を目指しています。
がん研有明病院では、2021年に院長補佐となり、主に「教育」