平成14年10月12日(土)
さいか屋南館
「還暦おめでとう」元校長の園部先生よりのユーモアある来賓挨拶、誰が還暦なのと、人ごとみたいな顔をした私たちの笑いを誘いました。大部分が定年を迎えたとはいえ、現役組も半数?近くいたでしょうか。まだまだの元気な顔ぶれでした。
私たちの3年ぶりの同期会が、10月12日(土)、さいか屋南館で安藤君、村井(川瀬)さんの司会で開催されました。人生の節目でもあったのでしょうか、いつもより2割程度多い150人の出席者で盛況でした。
横須賀市議会議員・内藤君の開会挨拶「私ごとながら、昨年は藍綬褒章を総理大臣の小泉君より授与されました。同期生から同期生への叙勲、このような例は珍しいのではと記念すべき時でした。さて、久しぶりの集まり今日ぐらいは病気・健康の話題は止めて楽しい交流の場としましょう。」との皮切りでスタートしました。
内藤君喜びの挨拶
時は、同期の小泉君の首相在任と大先輩の小柴氏のノーベル賞受賞で、横高同窓生として誇らしく思い、大いに活気のある宴でした。しかし宴もたけなわになると懐旧談義もいつしか、共通の話題といえば健康維持の話しに盛り上がり、内藤君の挨拶でのご注意も忘れ還暦らしい雰囲気になってきました。そういえば故人となった同期生も18名、開宴に先立ち、全員で黙祷し心よりの冥福を祈りました。私たち世代は第2次大戦のはじまった昭和16年度生まれですが、考えてみれば、戦争前後の食糧不足、思想の混乱という時世から繁栄と飽食の時世へと、世相をまたぐ貴重な経験をしております。苦労した親達の時代から繁栄の時代に育った子達への伝達者として、重要な役割を担っているのかも知れません。いままさに、不透明な将来を思うと、過去の努力・教訓を子供・孫達世代に伝えていくことは、還暦になった私達の重要なライフワークとも言えるでしょうね。
リストラ旋風のなかで、リッチな世代と言われていますが、私たちの経験・知恵をもっと活用するような施策・制度があればなとも思います。こんな思いを胸に、ほぼ全員が二次会へと移動しました。
園部・小川・伊東・本間先生方のご臨席を賜る
追記
退職後の仲間との触れ合いを望んでいる方も多いと思います。
小生の知っている範囲でクラスを超えた12期中心の集まりを紹介します。
フレンドの会(中央)、追浜会、東京会等それぞれ年2回程度集まっています。
(平 重信・記)