セミナーホールで吉田校長生誕150年展を見る |
高5期は男女共学一期生 |
例年になく猛暑となった8月11日(土)、高5期有志による「校史資料室」の見学会が行われました。
1908(明治41)年4月に"神奈川県立第四中学校"として開校されて以来、現在(中学37期、高校73期)までの母校の歴史、変遷、活躍の模様が写真を中心に展示されていました。
その中でも関心のあったのは、「中学校」時代でした。開校当初は一部寄宿制であったこと、裏山でウサギ狩りが行われたこと、修学旅行に軍艦「長門」で関西へ行ったこと等々、今にしてみれば我々の在校時代からわずか4、50年間ほど前のこと、時代の移り変わりの早さを感じました。
また卒業生の業績の中に同期の櫻井達美君の水上飛行機の開発が紹介されていたことは大変誇りに思いました。しかし総理大臣、ノーベル賞受賞、オリンピック入賞が大きく取り上げられていたのに、文化功労者で同期の島田章三君に関しては何ら触れられていなかったことには、大変違和感を持ちました。
初代校長吉田庫三先生のお墓が西来寺にある?とのこと。次の同期のイベントは吉田先生のお墓参りなど校史にまつわるツアーもよいのではと思いました。
(文責 高5期 石川裕也)
校史資料室担当スタッフ 高10期 上田 寛
?初代校長吉田庫三先生のお墓は、山口県萩市東光寺の横手、丘の上に吉田松陰のお墓と並んで建立されています。
大正11年6月4日、本校雨天体操場で告別式を行い、不入斗の西来寺で葬儀を挙行しています。